マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、2016年F1シーズンの開幕戦オーストラリアGPへむけての意気込みを語った。エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ)「非常に長い冬だったし、我々はまたレースをするのが待ち切れないとマクラーレン・ホンダのチーム全員を代表して言うことができるよ! 冬を通じて信じられないほどのハードワークをこなしてきた。そして誰もが、マクラーレン・ホンダのパートナーシップ2年目を迎える今年、自分たちがどの位置にいるのかを早くグリッドに戻って確かめたいと思...
「準備という点では、昨年の今ごろよりも間違いなく一歩前進できている。かなりの距離を走行することができたし、2015年にはレース週末にも取り組まざるをえなかった必要なシステムチェックもほとんどこなすことができた。とは言え、最初のレースに向けての最終設定作業やセットアップを完了することはできていない。だから、メルボルンには多くの未知数とともに向かうことになる。そういう意味では今週末も楽なスタートにはならないだろう。アルバートパークに到着次第、それぞれのセッションに向けてのセッティングに集中しなければならないし、パッケージの最終仕様を整えなくてはならない。最後のプレシーズンテスト以降、ウォーキングではオーストラリアに新しいパーツを持ち込むために膨大な作業が行われた。嬉しいことにそれらも金曜日にはサーキットに到着する予定だ。それらがどのような働きを示すかを見るのが楽しみだ」「他チームが同じコンディションで手の内を見せるまでは、我々が彼らと比較してどの位置にいるのかはわからない。だが、我々は自分たちのパフォーマンスを最大限に発揮することを最優先で考えている。まだ信頼性の問題は残っているがね。このバランスを取るのは難しいが、いつものように懸命に取り組んでいるし、オーストラリアでは昨年よりもうまくやれることを期待している。アルバートパークではいつも温かい歓迎を受けるし、F1をよく知っているオーストラリア人ファンからの声援を耳にするのは素晴らしい気分だ。全員が金曜日にグリーンライトが点灯されるのを心待ちにしている。トラックに出て、本当のシーズンが始まる」関連:2016年 F1オーストラリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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