マクラーレンは、"サイズ・ゼロ"という空力コンセプトについて誤解が生じているとし、ホンダには何も強要していないと述べた。 タイトなパッケージングの昨年のマシンは“サイズゼロ”と呼ばれており、そのデザインコンセプトは今年のMP4-31にも引き継がれている。昨年はF1復帰したばかりのホンダがトラブルを抱え、信頼性やパフォーマンスに悩まされた。
タイトなシャシーのデザインがホンダの問題に関係していたのではないかとの推測があるが、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエはそれを否定する。 「このサイズゼロ・コンセプトについては大きな誤解があるように思う。それを私は払拭しようとしている」とエリック・ブーリエは述べた。「オーバーヒートの問題はない。今までも一切起きていない。次にサイズゼロ・コンセプトはエアロダイナミシストたちが最大限に想像力を働かせたダウンフォースを生み出せるようにするためのものだ」 「我々がホンダになにか強要したということはまったくない。彼らは自由に望むことをしていい。彼らが大きなエンジンを持ってくれば、我々はそれをサイズゼロの中に収めなければならな。それではもうサイズゼロではないがね」「制約はまったくないし、我々がそれに満足し、コンセプトを信じて継続すれば、他の誰よりも速いキャッチアップを可能にする手段となるはずだ」
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