マクラーレン・ホンダが、今週末のF1スペインGPで新カラーリングを披露するという噂は的外れのようだ。 2015年にホンダと再タッグを組んだマクラーレンだが、新時代を迎えても変わらないカラーリングには批判の声が上がっている。先週、マクラーレン・ホンダが、F1スペインGPにメルセデス的なシルバーを減らし、グレーを強めたカラーリングで参戦するのではないかと報じられていた。
しかし、これはマクラーレンがチームの公式Twitterに投稿したツィートが事の発端だった。4日(月)、マクラーレンは、#DontCrackUnderPressure(プレッシャーに負けるな)というハッシュラグとともに「2015年5月7日 伝説が帰ってくる」とつぶやき、現行マシンと伝説的な赤と白のカラーリングのマシンを並べた背景にジェンソン・バトン、フェルナンド・アロンソ、そしてアイルトン・セナが並ぶ画像を投稿した。画像にはタグ・ホイヤー(Tag Heuer)のロゴも添えられており、マクラーレンがついにタイトルスポンサーを獲得し、大成功を収めた1980年代のアイコニックなカラーリングを復活させるのでないかとのうわさが浮上した。 だが、実際にはこれは7日(木)にバルセロナで行われるタグ・ホイヤーのイベントを宣伝するポスターだった。そこではホログラムによるアイルトン・セナの立体映像なども紹介される予定となっているという。ソーシャルメディアに端を発したこのような誤解は、マクラーレン・ホンダが期待に見合うリザルトを残していない結果と言えるだろう。
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