マクラーレンのレースディレクターを務めるエリック・ブーリエは、ポストシーズンテストで苦しんだ新しいホンダエンジンの問題を解決するためのリパバリープランに着手したと述べた。マクラーレン・ホンダは、先月アブダビで開催された最終テストでホンダのエンジンを搭載した開発車両「MP4-29H」を走らせたが、電気系のトラブルが多発し、2日間で3周するのがやっとだった。
エリック・ブーリエはテスト後、マシンは“完全な調査”のためにウォーキングに戻されるとし、また別の“フィルミングデー”を使用する可能性を除外しなかった。エリック・ブーリエは、11日(木)に開催されたドライバー体制発表会の場で、電気系トラブルを解決するための作業が進行中だと述べた。「彼らは一週間懸命に作業し、全てを解明した。リカバリープランは適切に行われている」とエリック・ブーリエは述べた「それは1つだけの問題ではない。ハードウェアの問題が間違ったソフトウェアコードを作った。ソフトウェアの問題を解決するためにまずはハードウェアの何が間違っているかを解明しなければならなかった」「その一部はすでに修復されており、今は確認のためのさらなるテストがダイナモで行われている」」