マクラーレンは4日(木)に取締役会を開いたが、2015年のドライバー決定には至らず、ジェンソン・バトンとケビン・マグヌッセンはさらに待たされることになった。マクラーレン加入が確定とされるフェルナンド・アロンソのパートナーとして、ジェンソン・バトンの経験か、もしくはケビン・マグヌッセンの将来性のどちらがベストかについて数週間にわたって議論が行われており、木曜日にウォーキングで開かれた取締役会の結果に注目が集まった。
だが、マクラレーンの広報担当は、長時間にわたる取締役会の場でも2015年のドライバーを誰にするかについて結論が出なかったことを認めた。マクラーレンの広報担当は「今日の取締役会はすでに終わりました。我々のドライバーラインナップに関する決定はなされませんでした」と述べた。マクラーレンは、ジェンソン・バトンとケビン・マグヌッセンそれぞれの長所と短所を把握しているはずであり、決定の遅れは不可解な部分が多い。だが、そこには商業的な要因があるのではないかとの見方もある。マクラーレンは、ホンダとの新時代を最大限に生かせるように新しいスポンサーを確保しようとしているとされている。4日(木)、ジェンソン・バトンとケビン・マグヌッセンは、揃ってエジンバラで行われたスポンサーであるジョニー・ウォーカーのプロモーションイベントに出演した。ジェンソン・バトンは、出来るだけ早く決定してほしいと語った。「今は本当に落ち着いているし、何が起こったとしても、来年は素晴らしい一年になるだろう」とジェンソン・バトンはコメント。「新しいチャレンジは刺激的だ。刺激的なチームメイトと一緒にマクラーレンでF1にいるか、はたまた別のどこかにいるかに関わらずね」
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