役職名は“レーシングディレクター”となっているエリック・ブーリエだが、実際にはマクラーレンの新しいチーム代表だと述べた。元ロータスのチーム代表であるエリック・ブーリエは、2週間前からマクラーレンでの仕事を開始。バーレーンテストではチームウェアに身を包み、ガレージでの仕事を行っている。
マクラーレン・グループのCEOに復帰したロン・デニスは、エリック・ブーリエが“CEOのジョナサン・ニールやその他”のシニアマネジメントとともに働いていくと述べており、ここまでマクラーレンのF1チーム代表については明らかにしていない。これまでチーム代表を務めてきたマーティン・ウィットマーシュのマクラーレン離脱が予想されるなか、エリック・ブーリエは事実上、自分が新しいチーム代表になったとバーレーンで述べた。「トラックでのチーム代表の役割であることは確かだし、トラック外ではよりチームのパフォーマンスに集中しなければならないと言える」とエリック・ブーリエは Sky に述べた。その一方で、エリック・ブーリエは、一人のチーム代表という古いコンセプトはもはや存在しないと述べた。「時代は変わり、前進している。今日ではチームプリンシパルという単独の役割でいることはできない」とエリック・ブーリエは主張。「現在、チームはより大きくなってきており、それを最大限に生かすためには組織の責任を共有しなければならない」
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