マクラーレンは、曙ブレーキとの技術パートナーシップを延長。曙ブレーキはマクラーレンの“テクノロジーパートナー”に昇格し、F1レギュレーションの変化に沿った完全に新しいブレーキシステムを設計・統合していく。また、曙ブレーキは、マクラーレン 12C GTのレース用キャリーパーとブレーキパットの供給、市販車マクラーレン P1のブレーキーパートナーも継続する。
曙ブレーキのエンジニアと専門家は、“ブレーキ・バイ・ワイヤ”リアブレーキ制御システムを開発に貢献している。曙ブレーキの信元久社長は「2007年に協力を開始して以来、マクラーレンとのパートナーシップはこれで3回目の延長になります。マクラーレン・メルセデスの完全に統合したテクノロジーパートナーになることは、世界で一番のブレーキメーカーとして認められるさらなる一歩となります」とコメント。「F1は最大のエンジニアリングの挑戦を与えます。今年導入された新しいレギュレーションは、我々に完全に新しい電子システムを設計・統合する素晴らしい機会、そして我々の技術的な才能を示す機会を与えてくれます」「マクラーレン・メルセデスF1チーム、マクラーレン 12C GT3レースカー、そして息を飲むようなマクラーレン P1へ供給することは、曙にとって素晴らしい業績です。我々の同僚、そして株主は、このよな短期間で曙が達成したものを誇りに思うべきです」マクラーレンのジョナサン・ニールCOOは「曙は、2007年以来、コミットしてくれており、チームの盟友であり、今年の新しいレギュレーションで直面するブレーキング中のエネルギー回生だけでなく、絶えず革新的な製品を提供してくれました。曙の完全に新しい電子ブレーキシステムは、貴重な技術資産です」とコメント。「マクラーレンの“テクノロジーパートナー”のステータスは、簡単に引き受けられるものでありません。技術的な優秀さ、製品パフォーマンスの現れです。曙は、F1とGTにおけるマクラーレンの全てのレースカーの専用ブレーキシステムのサプライヤーであるだけでなく、マクラーレン P1のOEMパートナーとして相応しい企業です」
全文を読む