マクラーレンは、24日(金)のMP4-29の発表時はタイトルスポンサーがいない状態であることを認めた。マクラーレンは、この段階でボーダフォンの後任がいることを望んではいるものの、タイトルスポンサーがいないことでレース活動の財源が妨げられることはないと主張する。マクラーレのマネージングディレクターを務めるジェナサン・ニールは、多数のスポンサーのサポートによって、2014年はこれまでよりも多額の予算で挑むことになると述べた。
「マクラーレン・グループは、非公開会社なので、公開会社がやっているのと同じように毎年利益を示す必要はない」とジョナサン・ニールはコメント。「マクラーレン・グループは、過去に非常に大きな利益をときどき申告してきたが、我々の戦略的な目的に合わなければ、我々はそうする必要はない」「我々の株主であるロン・デニス・マンスール・オジェ、マムタラカトは、配当を受け取っていない。彼らは成長により関心を抱いている」「従って、金曜日にデジタルで新車MP4-29を披露するときには新しいタイトルパートナーは発表しないが、我々は財政的に非常にいい状態にある」「我々には、モービル1、サンタンデール、GSK、ジョニー・ウォーカー、ヒルトン、ヒューゴ・ボス、タグ・ホイヤー、SAPなど、多数の素晴らしいパートナーがいる。彼らは全員が成功を成し遂げるという我々の野心とコミットメントを共有している」「その結果、マクラーレンは2014年にこれまでにないほどの多額の運営予算を得る」当初、マクラーレンは12月2日に新しいタイトルスポンサーを発表する予定だったが、その計画は失敗に終わった。その後、新車発表の場で発表することを望んでいたが、それも実現しないことになった。2015年のホンダとの契約には大きな商業的支援が含まれていると考えられているが、現在もマクラーレンは大企業数社とタイトルスポンサー契約に関する話し合いをしているとみられている。