マクラーレンは、先週チームで会議を重ね、2014年にセルジオ・ペレスに代えてケビン・マグヌッセンを起用することで決定したと AUTOSPORT が報じている。セルジオ・ペレスは、いくつか力強いパフォーマンスをみせていたことで、新しい契約間近と見られていたが、F1アブダビGPで冴えないペースをみせたことで、再び将来について疑問視されていた。
マクラーレンは、数ヶ月間セルジオ・ペレスの一貫性に懸念を示しており、F1アブダビGPでは9位でフィニッシュしたが、序盤にピットインを強いられて12位でフィニッシュしたジェンソン・バトンと比較したレース内容に感銘を受けなかったとみられている。マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、ジェンソン・バトンを称賛する一方で、セルジオ・ペレスの結果に“期待はずれ”だと述べていた。レース後、マクラーレンの上層部は、ドライバーの評価に時間を費やしたとされている。最終的な決定はなされていないが、情報源によると、マクラーレン内にはセルジオ・ペレスに代えてケビン・マグヌッセンがシートを得るべきだとの雰囲気が広まっているという。ケビン・マグヌッセンは、今年フォーミュラ・ルノー3.5でチャンピオンを獲得しただけでなく、マクラーレンでのテストでチームに感銘を与えている。先月、マーティン・ウィットマーシュは、2014年にケビン・マグヌッセンにF1シートを与えることに関して、マグヌッセンのペースを称賛していた。「彼はF1カーで2度走っており、アブダビでの3回のアタックラップは、十分にトップ6グリッドにいられるタイムだった。かなり印象的だ」とマーティン・ウィットマーシュは述べている。