マクラーレンのマネージングディレクターを務めるジョナサン・ニールは、マクラーレンの育成ドライバーであるケビン・マグヌッセンとストフェル・バンドーンを“垂涎もの”の人材だと評した。 ケビン・マグヌッセンは、2013年のフォーミュラ・ルノー3.5のチャンピオンに輝き、ストフェル・バンドーンは、ルーキーイヤーながらランキング2位でシーズンを終えた。
マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、2014年にケビン・マグヌッセンをF1へ昇格させたいとの意向を示しており、マルシャはケビン・マグヌッセンの起用を検討していると明かしている。ジョナサン・ニールは、2人とも将来のマクラーレンドライバーと目されていると述べた。「我々独自の若手ドライバーに関して、ケビン・マグヌッセンがフォーミュラ・ルノー3.5シリーズで勝ったことは、彼のためにも嬉しく思う。そして、ストフェル・バンドーンは初めて挑んだチャンピオンシップで勝利し、シリーズ2位に入った。「もちろん、この2人は我々の将来にとって垂涎ものの人材だ。我々が今後2〜3年のドライバーラインアップを決断するにあたり、我々はこの2人が将来のプランに確実に含まれるように非常に懸命に取り組んでいる」トロ・ロッソがGP3ドライバーのダニール・クビアト(19歳)を2014年のF1ドライバーとして起用したことを受け、ジョナサン・ニールは、新しいテストレギュレーションが若手ドライバーのステップアップを今より推進するはずだと述べた。「GPシリーズやフォーミュラ・ルノー3.5シリーズからF1に進むのはまだ非常に大きなステップだと考えている。期待の重さ、特に今年から来年にかけてテクノロジーは移行していく。我々自身もこれらのパッケージをいかに効果的かつ能率よく運用するか、いかに空力やパワートレインのチャレンジを乗り越えるかを解き明かすために努力している。若手ドライバーを迎え入れない我々にとっても十分に難しい」 「歴史的には並外れた候補者が成功してきたが、F1は非常にプレッシャーが高く厳しい環境だ。それこそがF1をこれほどまでにエキサイティングなものにしている。だが、我々は若手ドライバーの参入を必要としているのだ。テストの再導入に関して行われている作業がそれに役立つだろうし、次世代のドライバーたちがひしめき合っている将来にとってエキサイティングな見通しだ」関連:ケビン・マグヌッセン、フォーミュラ・ルノー3.5のチャンピオンを獲得