マクラーレンは、スペインのイディアダの施設でF1イギリスGPで予定しているアップグレードをテストした。テストではオリバー・ターベイが担当。マクラーレンによると、初期の兆候ではパーツはうまく機能しており、上位勢と比較したダウンフォース不足を埋めることが期待されている。
マクラーレンのマネージングディレクターを務めるジョナサン・ニールは「我々のクルマの唯一の問題は、ダウンフォース不足であり、現在我々はそれを作り出そうとしている」とコメント。「現在、我々はイディアダにいる。今日、昼食時にスタフと話をした。天候は良く、生産的な午後を過ごせそうだ」「だが、これがどれくらい成功したか、土曜日にクルマに残すかを確認するには、シルバーストンの金曜日まで待たなければならない」「最終的に(イギリスGPに)どのパッケージを持っていくかは今日の午後まではわからない」マクラーレンは、期待していたほど上位チームとのギャップを埋められていないが、ジョナサン・ニールは、現行マシンに専念したままだと主張する。「今年のクルマと来年のクルマという点で、我々はまだ多くのことを学んでいる」とジョナサン・ニールはコメント。「シーズン後半まで実施したいクルマのプログラムがある。それは来年にとっても重要だ」「特効薬などない。我々は懸命にプッシュしているが、グリッドの上位からはまだ大きなギャップがあるという状況が現実だ」F1カナダGPではノーポイントに終わったマクラーレンだが、ジョナサン・ニールは、F1イギリスGPではトップ10を走れることを期待している。「Q3に2台のクルマを進め、ポイントを獲得するためにハードなレースをしたい」「表彰台を獲得できれば素晴らしいだろうが、現在のパフォーマンスではかなりチャレンジングだと考えている」「だが、F1は気まぐれなスポーツだ。最終ラップまで何が起こるかわからない」
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