マクラーレンは、F1シンガポールGPの決勝レースで、ジェンソン・バトンが2位、ルイス・ハミルトンはリタイアだった。ジェンソン・バトン (2位)「表彰台に戻れて嬉しいよ。残りのレース全てを1位または2位でフィニッシュできたら完璧だね。第1スティントは周りのクルマよりも長く走れていたので優勝のチャンスがあるとさえ考えていた。でも、そのあとハード側のタイヤにかなり苦戦するとは思ってもいなかったし、アドバンテージは消えてしまった」
「第2スティントは良かったけど、ハード側のタイヤの感覚は(ソフト側のタイヤほど)あまり良くなかった。実際、最後の10周でのバランスは良くなかった。まだわずかにドライバーズ選手権に勝つチャンスはあるけど、現時点では自分のレースを楽しむだけだ。僕たちのクルマは鈴鹿で競争力があると思うし、チームとしてもとても良い仕事をしている。もちろん、ルイスのクルマに信頼性問題が発生したことは残念だ。解決しなければならない。特に僕たちはそれ以外のすべてのエリアで優れた仕事をしているからね。信頼性問題を解決することができれば、残りの6レース全てで優勝を争えるチャンスはあると思う」ルイス・ハミルトン (リタイア)「今日のレースをフィニッシュできなかったのはとても悲しい。今週末、僕たちには間違いなく勝てるペースがあった。実際、リタイアするまではクルージングしていた。セブ(ベッテル)とのギャックを管理していればよかった。そのあとギアシフトが難しくなり始めて、3速ギアを失い、ニュートラルに入り続けるようになってしまった。もちろん、がっかりしたけど、今週末の良かった点はかなり良いペースがあったことだ。だから、次の数レースでも本気でアタックできると思う。フェルナンド(アロンソ)やセバスチャン(ベッテル)などに毎戦フィニッシュを続けられてしまうとギャップを縮めるのは難しくなるけど、僕は絶対にあきらめない。まだ6戦残っているし、6戦全てで勝たなければならない。最後まで戦うよ」関連:F1シンガポールGP 結果:セバスチャン・ベッテルが今季2勝目
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