フェリペ・マッサが、3位表彰台を獲得したF1韓国GPのレースを振り返った。フェリペ・マッサ「火曜日に韓国からここサンパウロの自宅に戻ったけど、以前の2つのチャンピオンシップよりもずっと良い気分でレースを振り返ることができるね。良くない結果のあとで表彰台に戻ることは素晴らしい感覚だったし、3位のポイントはコンストラクターズ選手権、そしてチームメイトのドライバーズ選手権を助けるためにも重要だった」
「新しいトラックを初めて訪れるのは、誰にとっても仕事が多くなるし、レース非に雨が降ってさらに複雑になった。チームは週末ずっといい仕事をしていた。特に日曜日のような非常に難しい状況を考えるとね。1位と3位でのフィニッシュは、チームにとって素晴らしい結果だ。最初にセーフティカー先導でのレースがスタートしたときは、グリップレベルは問題なかった。タイヤは水を取り除いていたし、実際雨もそれほど激しくはなかった。大きな障害だったのは、視界が本当に悪かったことだ。前が何も見えなかったし、かなり危険だった。グリッド後方のドライバーはさらに酷かったと思う。予想していたよりもずっと水しぶきがかったし、物凄かったよ! 落ち着くのに長くかかったしまったのは、路面がとても新しかったからだと思う」「フェラーリの両方のチャンピオンシップのチャンスは、アジアでの3レース以前に比べてずっと良くなったと思う。厳しい時期でも、僕たちはクルマを改善させることができたし、正しい方向性で作業することができた。その結果、F10はレース毎に強くなっていった。たとえ僕が韓国までチームのために多くのポイントを獲得できなかったとしてもね。チャンピオンシップを見れば、チームとしてコンストラクターズ選手権の可能性はまだあるし、フェルナンドはドライバーズ選手権の首位に浮上した。僕たちはまだ戦いの中にいる。最後の2戦に備えて、僕たちはまだ懸命に作業する必要があるし、明らかに土曜日の午後のパフォーマンスを改善させなければならないのはわかっている。レッドブル勢の一発の強さを考慮しなければならないけど、それでも予選は僕たちの弱点だ」「雨が降らなくても、新しい韓国のトラックは面白いレースを提供してくれたと思う。走るのがとても楽しいサーキットだ。少し汚れていたけど、準備が遅れたことを考えれば、受け入れられないレベルではなかった。初めての韓国への訪問は、首都ソウルでの一日を除けば、あまり観光する時間がなかった。面白かったし、雰囲気は日本と中国の中間のように感じた。一番の思い出は、どこでも人々がとても素晴らしくて、親切だったことだね。サーキットエリアの周りに徐々に都市が造られる予定なので、もっと大きくなって、素晴らしいレース会場になると確信している」「次のレースは僕の母国で行われるので、しばらくはどこにも移動しなくていい。去年、レッドブルが非常に強かったし、ブラジルでのレースで優勝したのは事実だけど、それ以前の2006年から2008年まで僕たちのクルマはインテルラゴスにとてもよく合っていたし、フェラーリが最強のチームだった。ここでレースをするのは大好きだし、母国のファンの前でトラックに出て行くのが待ち切れない」
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