フェリペ・マッサは、シミュレーターで6時間の作業を行った。ハンガリーGPでの事故以来、回復プログラムを進めているフェリペ・マッサが、F1復帰にまた一歩近づいた。この日マッサは、モデナでシミュレーターへの作業を実施。主にマシンの操作への自信を取り戻すことに時間を費やした。
「なんの問題もなく、とてもうまく作業できた。シミュレーターはA1GPのシングルシーターを使っていて、正確にはF1とは違うけど、かなり近い。テストより大きな雰囲気を作り出すのを避けるためにバルセロナのトラックをドライブしたんだ」マラネロに復帰したあと、まずマッサはジムへ行き、その後、コンピューターで多くのファンからの質問に答えた。「F1をとても恋しく思う。僕の情熱は仕事以上だよ。テレビの前にずっといてチームを観ているのは耐えがたかったし、違った時差で生活していたので、早く追いつかなければならなかったよ」とファンの質問にジョーク交じりに答えるマッサ。過去のカートの運転と今日のシミュレーターで何か違いがあったかとの質問には「まったく違いはなかった。グランハヴィアナではとても楽しかったし、今日の作業はマシンとの触れ合いを取り戻す以上のものだったよ。本物のシングルシーターに戻るのが待ちきれないよ」今週、もう一日シミュレーターでの作業を行う予定のマッサだが、今週のF1マシンでのテストはないという。
全文を読む