フェリペ・マッサは、バルセロナのF1インシーズンテストでウィリアムズがテストしたリアウィングが、チームの現在の問題を取り除くためにデータを収集することが目的だと述べた。テスト初日、ウィリアムズはリザーブドライバーを務めるアレックス・リンが、ダブルデッカー・デバイスを搭載して半日間走行を行った。
2日目にはフェリペ・マッサがテストを引き継ぎ、FW38のバランスを向上させるために一日を通してそのリアウィングを走らせた。ウィリアムズは、2016年、そして新たなボディワークレギュレーションが導入される2017年のためにどれくらい学ぶことができたかと質問されたフェリペ・マッサは「僕たちは多くのことを学ぶことができた」とコメント。「きちんとした方向性をもってテストしたのは初めてだし、2日間は他のクルマと比較して負けているとわかっている部分、僕たちがクルマで作業する必要があると考えていることに集中した」「長いプロジェクトだし、明日クルマが完全に異なるスペックになるようなことはない」「僕たちはクルマを良くするために状況を理解していると思う」初日のテストを担当したアレックス・リンは、クルマをプッシュしなかったと認めていたが、フェリペ・マッサもラップタイムは追い求めなかったと述べた。9番手タイムで終えたフェリペ・マッサは「ご覧の通り、僕たちはラップタイムを出すためにここにいるわけではない。クルマをさらに発展させるためにここにいる」とコメント。「将来、あまり酷くないことを期待しているし、僕たちがここでやったことをすぐにもたらせることを期待している」「僕たちのクルマを速くするために改善できることを理解できたことを期待している」「このウィングはクルマを速くするものではない。バランスをとるためのものだし、クルマをもっと良くするためには異なるものを開発している」「僕たちはテストをしているわけだし、詳細を伝える必要はない。かなり複雑だからね」「僕たちがやったことはかなり興味深かった。重要なテストだったよ」
全文を読む