フェリペ・マッサは、2006年のF1ブラジルGPでの優勝がF1キャリアでの最高の記憶だと語った。2006年のF1ブラジルGP。ポールポジションを獲得したフェリペ・マッサは、キャリア2勝目、母国では初めてとなる優勝を成し遂げた。今シーズン限りで8年間過ごしたフェラーリを離れるフェリペ・マッサは、Gazzetta dello Sport のインタビューで自身のF1キャリアについて語った。
フェラーリでの最も気に入っている時期について質問されたフェリペ・マッサは「もちろん、多くの勝利とポールポジションを獲得して、ワールドタイトルに近づいた2008年だ」とコメント。「でも、ずっと僕のなかでずっと残っていく日は、(2006年の)ブラジルで初勝利を挙げた日だ。ブラジル人にとって母国で勝つことはチャンピオンシップを獲るようなものなんだ。(アイルトン)セナのことを覚えてる? 彼がインテルラゴスで勝ったとき、彼はチャンピオンを獲得したときよりも喜んでいた! 僕はインテルラゴスでレースを学んだし、あそこで成長した。緑と黄色のスーツを来て、フェラーリであそこで勝てたことは、僕の人生で最高の瞬間だった」またフェリペ・マッサは、2008年は自分はタイトルに値したと考えている。「100%イエスだ。シーズンに起こった全てを考えれば、僕はタイトルに値したと思っている」フェリペ・マッサは、数人のワールドチャンピオンとチームメイトだったが、今のパートナーが最も手強い挑戦者だと考えている。「フェルナンド(アロンソ)だ。シューマッハも速かったけど、インテリジェンスという点ではアロンソの方が優れている。彼は全てを完璧にまとまることができるからね」フェリペ・マッサのF1での将来はまだ確定していないが、ウィリアムズが最も可能性が高いとみられている。フェリペ・マッサは、F1に残りたいという願望があるが、将来は異なるカテゴリーも考慮するだろうと述べた。「レースが大好きだし、僕の人生の一部だ。僕を幸せにしてくれる。F1後は、他のカテゴリーで腕を試すかもしれない。DTMとかブラジル・ストックカーとかね。耐久レースの経験はないけど、トップチームに関与することができれば、面白そうだね」