来週末のF1アメリカGPでは、グリッドに並ぶマシンが18台まで減ってしまうかもしれない。 すでに報じられている通り、ケータハムは管財人によってリーフィールドのファクトリーが閉鎖されたことでマシンを運び出すことができす、オースティンに姿を現す可能性はほぼなくなったとみられている。
だが、一部メディアは、同じように奮闘するバックマーカーのマルシャも、F1アメリカGPのグリッドに並べなくなるかもしれないと伝えている。Auto Motor und Sport は、マルシャは8月のF1ベルギーGP以来、“その日暮らし”の状況が続いていると報道。F1ベルギーGPでは、マックス・チルトンが“契約上の問題”によってシートを失いかけた。「我々が掴んだ情報によると、マルシャがオースティンとサンパウロに行くためには新たな資金注入が必要らしい」と同誌は報道。「オーナーのアンドレイ・チェグラコフがチームを売却することを望んでいる中で、こうした状況を迎えている」ロシアのChampionat とドイツの Auto Bild も同様の内容を報じており、マルシャはすでにエンジンサプライヤーであるフェラーリへのエンジン代金の支払いが遅れているが、その支払いの最終期限が迫ってきていると付け加えてた。また、イタリアではフェラーリが2015年のカスタマーエンジンの技術やインストールに関する情報提供をすでに停止しているとの噂もある。 スイスの Blick は、ケータハムとマルシャの状況次第ではF1アメリカGPのグリッドには18台しかマシンが並ばない可能性があると報じている。
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