マルシャからの公式発表はなされていないが、現地時間16時35分に交付されたF1ロシアGPのFIAエントリーリストにはカーナンバー42のアレキサンダー・ロッシの名前が掲載された。F1日本GPでのジュール・ビアンキの事故により、マルシャはF1ロシアGPの出場を見送ることも検討したと報じられている。
しかし、マルシャは、スペアシャシーを組み立ており、アレキサンダー・ロッシのF1デビューは可能な状況となっている。マルシャのリザーブドライバーとして契約したアレキサンダー・ロッシは、F1ベルギーGPのフリー走行でグランプリ週末デビューを果たしており、木曜日にチームのトラックウォークに参加している。だが、情報源によると、最終決定は金曜日のフリー走行1回目の前になるという。F1のレギュレーションでは、木曜日の午後4時までに2台のエントリーをノミネートしなければならない。マルシャのチーム代表ジョン・ブースは、ロシアには移動せず、ジュール・ビアンキと彼の家族と一緒にいるために日本に残ることを決めている。