マルシャは、2012年F1マシン「MR01」がFIAのクラッシュテストに合格したことを発表した。マルシャは5日(月)、フィルミングデイを利用してシルバーストン・サーキットでMR01の初走行を実施。だが、フィルミングデイでは公式テストでの走行に必須とされているクラッシュテストへの合格は義務付けられておらず、チームはまだMR01がクラッシュテストに合格していないことを明らかにしていた。
マルシャF1チームの技術コンサルタントを務めるパット・シモンズは「チームにとってチャレンジングが数週間を終え、我々は、FIAの最終的なクラッシュの最後のハードルを克服できたことを嬉しく思っている。テストは今日合格した」とコメント。「実際、問題のコンポーネントは“非公式”のクラッシュテストをクリアしていたが、公式テストとは調和せずに実行されたものだった。以前の不合格はあまり重要でなく、わずかに強固なソリューションが必要なだけだった」「コンポーネントの当初のコンセプトはいくつかマイナーな調整が必要なだけだった。我々全員がこの2日間にわたってトラックで新車を見届けることに興奮している。追いつくためにやらなければならないことはたくさんあるが、全てがよりポジティブな状態で軌道に戻れた事実に元気づけられている」「来週のメルボルンでのシーズン開幕戦での挑戦を楽しみにしている」関連:マルシャ、MR01を発表 - 2012年3月5日
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