マルシャは、2012年F1マシン「MR01」を発表した。マルシャは5日(月)、シルバーストン・サーキットでMR01を発表。シェイクダウンを実施した。マルシャは、先週クラッシュテストに不合格となり、バルセロナでの最終テストに参加することができなかった。
「今朝、初めて新しいMR01を走らせられたことをとても嬉しく思う」とマルシャのチーム代表ジョン・ブースはコメント。「チーム全員にとって長くフラストレーションの溜まる待ち時間だったが、やっとトラックに戻ることができた。文字通り、来週のオーストラリアでのシーズン開幕戦にむけた作業をスタートさせることができた」「今日は2つのプロモーションイベントの1つ目だ。ドライバーはマシンの感覚を掴むことができるだろうが、彼らはメルボルンで怒りの走行を始めるまで本当の結論を出すことはできない。それでも、今日は我々にとって重要な一日であり、新車でのすべてのトラック時間を楽しむつもりだ」マルシャ MR01は、CFD技術だけで設計された前年まで方法を見直し、再評価した結果だとチームは述べた。MR01は、技術コンサルタントを務めるパット・シモンズ率いるチームによって設計され、コスワースエンジンを搭載する。またマルシャは、昨年技術契約を結んだマクラーレン・アプライド・テクノロジーズがMR01のデザインプロセスに影響を与えたと述べた。マルシャ MR01は、2012年のトレンドとなっている段差ノーズではないスムーズなフロントノーズを採用している。マルシャは、今日と明日の2日間、シルバーストンでティモ・グロックとシャルル・ピックの両ドライバーがMR01での走行を実施すると述べた。