マノーは、来週にアブダビで実施されるピレリのタイヤテストにジョーダン・キングとリオ・ハリアントの2人のGP2ドライバーを起用することを発表した。 2016年シーズンに向けてピレリのタイヤ開発のために12月1日(火)に12時間のテストが予定されており、全10チームが参加することになっている。マノーの開発ドライバーであジョーダン・キングの父ジャスティン・キングは、マノー・マルシャが今シーズンのグリッドに並ぶにあたってチームに投資した人物であり、冬季中は暫定会長を務めていた。
リオ・ハリアントは、2010年と2012年にに同チームのテストに参加したことがあり、今年のGP2では1戦を残してランキング4位につけている。ジョーダン・キング「開発ドライバーの役割は今シーズンの僕にとって最高のチャンスだったし、チームと過ごす全ての時間が楽しく、自分のためになったと思う。GP2シリーズのヨーロッパラウンドはF1レースと同じ日程なので、自分のレースに力を注ぎながら、マノーのドライバーやエンジニアと時間を過ごすこともできた。オースティンとメキシコでは完全に時間があったのでF1の環境に没頭できたし、トラック内外での取り組み方を学べた。もちろん、僕が一番楽しみにしていたのはMR03Bを実際にドライブすることだ。来週のアブダビでこれまでに自分が学んできたすべてを発揮したい」リオ・ハリアント「アブダビテストでまたチームと過ごすのを本当に楽しみにしている。いろいろんな意味で、同じチームというのが重要だと思う。マシンはかなり違っているけどね。今回のテストに向けてしっかりと準備してきたし、GP2でコンペティティブなシーズンを過ごせたので、さらに成熟したドライバーになるためにどれだけ成長したかを示したい」 ジョン・ブース (チーム代表)「来週、アブダビでリオとジョーダンにMR03Bをドライブするチャンスを与えられることを楽しみにしている。開発ドライバーとして一年間チームと共に学んできたジョーダンは、2015年の役割の一環として予定していたことだ。リオは、過去のテストで我々のマシンを2台ドライブしている。2010年はまだ若い17歳だったが、エキサイティングな将来が待っているに違いないと思っていた。どちらのドライバーもGP2でピレリタイヤを使っており、豊富な経験を持っている。それにGP2のテストは多くがアブダビで実施されているので、来週のピレリの評価プログラムでうちが担当する部分をしっかりとこなしてくれるはずだ」
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