マノー・マルシャのチーム代表ジョン・ブースは、ジュール・ビアンキの存在がなければチームの復活はあり得なかったと語った。 マノー・マルシャが崩壊の危機を逃れて再生を果たしたのは、2014年の5月にジュール・ビアンキが貴重なチャンピオンシップポイントを2ポイント獲得してくれたからだとジョン・ブースは述べた。チームは、そのポイントによりコンストラクターズ選手権を9位で終え、2015年に大きな賞金を約束された。
「昨年のモナコで彼があの2ポイントを獲得してくれなければ、我々はここにはいられなかった」とジョン・ブースは Auto Hebdo に述べた。 「チームのポテンシャルを投資家たちに納得させる最終的な決め手となったのはそれだった」 昨シーズン終盤のF1日本GPでクラッシュによって重傷を負ったジュール・ビアンキは今も母国フランスの病院にいる。 「毎日のようにジュールのことを思っている。メルボルンでは彼と一緒に喜びをわかち合いたかった」 「マシンをコースに送り出すことはできなかったが、我々は戦いに勝った。ジュールにも彼の闘いに勝ってほしい」 「レースはチェッカーフラッグが落ちるまで終わりではないということを、我々はここにいることでジュールに伝えているつもりだ」「トラックに踏みとどまることが彼のご両親の助けになっているかどうかはわからないが、そうであることを願っている。たとえどんなに小さく、取るに足らないものであってもね」「マノーにとって過去最大の試練を脱出することができたのだから、ジュールも必ず成功できるはずだ」「この冬の復活劇は、信念が山をも動かすことの証明だ。信じている限り、そこに常に希望はある」 「ジュール、君のチームは君と一緒にいる」
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