パストール・マルドナドが、F1カナダGPへの意気込みを語った。モナコはあなたにとって最短のレースとなりました。どれくらいフラストレーションを感じましたか?ポイントを獲得できると思っていたし、クルマには力強いパフォーマンスがあると感じていたので本当にがっかりした。モナコでは常に非常に高いチャンスがあるし、素晴らしいレースをする準備はできていたけど、残念ながらそうはいかなかった。
ご覧のとおり、前回のレースでテクニカルトラブルが発生したチームは僕たちだけではないけど、とにかく僕たちは小さな問題を全て解決して、レース毎に良くなっていけるように懸命に働く必要がある。確かにイライラしたけど、僕たちはクルマをトラックに出すたびに強くなっている。パフォーマンスに関して、E22は低速コーナーに合っていなそうでしたか?モナコでは合っていなかったけど、あそこは独特なトラックだ。でも、そうだね、僕たちは低速コーナーに懸命に取り組む必要がある。バルセロナのような中・高速コーナーでは僕たちはとても競争力がある。スペインではサーキットの遅い部分である最終コーナーでだけ他チームに対してちょっと失っていた。トップスピードと低速コーナーは今の僕たちのクルマの弱点かもしれない。残念ながら、カナダはロングストレートが低速コーナーに繋がっています...チームにとって難しい週末になるのは確かだ。トップにいることは期待していない。単純にトラックのタイプ、クルマの理解、パフォーマンスの長所と短所と言う点でね。タイヤにもそれほどアグレッシブではないので、トラックに出たときにどうなるか見てみるつもりだ。どんなことも起こり得るし、僕たちのスタッフは低速コーナーでより多くのトラクションを見つけて、より多くのトップスピードを搾り出せるようにクルマを適応させるために懸命に作業してくれている。モンテカルロのトラックは好きですか?素晴らしいトラックだし、いつも楽しんでいる。カナダは素晴らしいレースだ。トラックだけでなく、応援に来てくれる人々もね。週末を通して素晴らしい雰囲気だし、都市もサーキットにかなり近いので、至る所に素晴らしい雰囲気がある。多くの歴史があるグランプリでもある。シーズンで最も素晴らしいグランプリのひとつだ。今年は厳しいシーズンスタートとなっていますが、落ち着いているように感じます。厳しい時間を過ごしているときは、問題を解決することに完全に集中することが重要だ。僕の側からもうまくやって、クルマを改善するためにエンジニアの助けにもなりたい。シーズン中盤に近づいてきてチームにとって重要な時期だ。序盤戦で失ったものを取り戻すために懸命にプッシュする必要がある。タフなスタートになることはずっとわかっていたけど、重要なのはパニックにならずに、とにかく集中して、黙って懸命に作業し、キャッチアップするためにもっとうまくやって、他チームを追い抜くことだ。僕たちにはその能力があるし、それについては疑いはない。僕たちがいるべき表彰台にいれないのはフラストレーションを感じるけど、それも物語の一部だ。諦めてしまうのは簡単だけど、最終的に僕たちをより強くしてくれることだと思う。カッコいいな言葉がある。『進む価値のあるどんな場所にも近道はない』 本当にそう思うよ。チームのポテンシャルを確認するという点でバルセロナテストはどれくらい良かったですか?かなり良かったね。正直、チームとの初めてのリアルなテストだったし、完全なプログラムを実施し、ノーマルな状況でチームにどのような能力があるかを確認できたのは素晴らしかった。全てがうまくいった。走行距離によってクルマにより信頼を感じることができたし、チームもより自信を感じたともう。モナコはチームの進歩を反映しなかったし、僕たちがどれくらい強くなっているかを実際に示すチャンスを楽しみにしている。どのサーキットがE22に合っていると思いますか?シルバーストン、ブダペストなど多くのダウンフォースが必要なサーキットだ。ホッケンハイムもそうかもしれない。それらのサーキットは僕たちのクルマにとってより効率的だと思う。僕たちは毎日改善しているし、もっと時間をかければ、僕たちは好ましいトラックだけでなく、グリッドの上位に戻れると思う。カナダには何を望んでいますか?トラブルフリーな週末を多くって、ポイント圏内で力強くレースを終えられたらいいなと思う。過去に多様な天候を見ているので、モンテカルロでは何が起こるかわからないけど、チームにとてにポイントをもたらせるか見てみたい。僕たちにとってかなりトリッキーなトラックなのでタフだと思うけど、堅実なパフォーマンスを発揮して、クルマの最大限を引き出すことができれば、良いポジションにいられると思う。関連:F1カナダGP テレビ放送時間&タイムスケジュール