パルトール・マルドナドは、チームメイトのルーキ、バルテリ・ボッタスの活躍を脅威に感じてはいないと述べた。今年F1デビューを果たしたバルテリ・ボッタスは、F1カナダGPで予選3番手を獲得。それ以前から、2012年のF1スペインGPのウイナーであるパストール・マルドナドに劣らぬパフォーマンスを見せており、評価は高まっている。
パストール・マルドナドは「カナダではコンディションがバルテリに有利だった」と Globo Esporte にコメント。「彼の方が速くて、僕の方が遅いということではない。僕たちのクルマはかなり難解だけど、僕は誰かに何かを証明する必要などない」それどころか、パストール・マルドナドは、バルテリ・ボッタスの経験不足によってウィリアムズが自分に頼りすぎていると主張する。「彼らは僕に頼りすぎなんだ」「実際、クルマのテクニカルテストは全て僕が担当している。僕の方がチームでの知識や経験が多いからね」ベネズエラの国有石油会社PDVSAから多額の支援を受けているパストール・マルドナドは、レッドブル移籍が囁かれているキミ・ライコネンの後任としてロータスが獲得を狙っているという噂がある。「2014年にどこで走るかを計画する時期じゃない」とパストール・マルドナドはコメント。「僕はまだ何年かウィリアムズで続けたいと思っている。僕がF1に来るチャンスを与えてくれたチームだし、僕の初めての、そして、ここまで唯一の勝利を挙げたチームだ」「もう一度勝てるポテンシャルがここにはあると信じている」