FIA(国際自動車連盟)は、2018年 マカオGP FIA F3ワールドカップの決勝レースで大クラッシュを喫した女性ドライバーのソフィア・フローシュ(Van Amersfoot Racing)が無事であることを報告した。ソフィア・フローシュ(17歳)は、オープニングラップでのセーフティカー導入後のリスタートとなった4周目にリスボアでマシンが宙に浮いてガードレールを超えて後方からメディア用の撮影エリアのフェンスにクラッシュ。レースは赤旗中断となった。
その後、クラッシュのリプレイ映像やソフィア・フローシュの情報がなく安否が心配されたが、FIAは無事であることを報告。「医療スタッフによる評価の後、ドライバーに意識はあり、さらなる評価のために病院に搬送された」とプレスリリースで伝えた。その後の検査でソフィア・フローシュは脊椎を骨折したと診断された。また、他にも4名が負傷。ソフィア・フローシュのマシンがロールバーに接触した坪井翔は腰に痛みを訴え経過観察。マーシャルのチャン・チャ・インは顔と頭部を外傷を負い、上顎を骨折。カメラマンの南博幸は頭部と顔に外傷。カメラアシスタントのチャン・ウェン・ワンは腹部に裂傷を負っていると発表された。レース後、ソフィア・フローシュはTwitterを更新。「とにかく私が無事だと言うことを皆さんにお伝えしたいです。ですが、明日の朝に手術を受けることになります。私の世話をしてくれているFIAとHWA、メルセデスAMG F1に感謝しています。皆さんもサポートのメッセージを送ってくれてありがとう」と報告。坪井翔も「皆さんにご心配おかけしましたが、病院へ行き、精密検査もしてもらい、体は大丈夫です。25号車の彼女も命に別状はないそうです。取り急ぎご連絡致します。ヘルメットにも傷がついていましたが、本当に運が良かったです」と語った。関連:【動画】 マカオGP FIA F3:ソフィア・フローシュが大クラッシュ
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