ロータスのオーナー企業の財政状況に不安を抱かせるニュースが報じられている。ルクセンブルク出身のジェラルド・ロペスとエリック・ルクスは、ロータスを所有する投資企業ジェニー・キャピタル(Genii Capital)を率いている。 過去2年、コンストラクターズ選手権を4位で終えたロータスだが、2014年シーズンは苦戦を強いられており、8位で前半戦を終了。そして、ルクセンブルクの Tageblatt は財政面におけるさらなる悪いニュースを伝えている。
同紙は、ジェニー・キャピタルが商業登記簿へ新たに提出した文書によれば、2011年末はマイナス5,470万ユーロ(約75億4,000万円)だった同社の資産が、2012年末にはマイナス1億2,800万ユーロ(約176億4,000万円)まで膨れ上がったと報道。負債の総計は1億8,500万ユーロ(約255億円)に上る。 また、書類提出は事業年度の終了から7カ月以内とされているにもかかわらず、ジェニーが2011年と2011年の会計を報告したのは今年の7月中旬になってからだと報じた。2013年の書類についてはまだ提出されていない。
全文を読む