ロータスは、今週末のF1イタリアGPでロングホイールベース版のE21を導入するが、キミ・ライコネンが走らせる1台しか用意されていない。「キミは金曜日にロングホイールベースを走らせる。必要であれば、短いバージョンに戻すことができる」とレースエンジニアのマーク・スレイドは Turun Sanomat に述べた。
「だが、我々はこのクルマ(ロング版)の方が良いと思っている。しかし、キミ・ライコネンは、日曜日に勝つチャンスが十分にあるとは予想していない。「ローダウンフォースのトラックは僕たちに適していない」とキミ・ライコネンはコメント。「でも、新しいパーツがどのように機能するか見てみよう」Auto Motor und Sport は、ロングホイール版のE21は、ロマン・グロージャンが今週末に走らせる通常のクルマよりも10cm長いと報じている。ロマン・グロージャンだけが古い仕様のクルマを走らせるのは初めてではない。F1マレーシアGPでは、キミ・ライコネンだけが新しいフロントウイングを使用している。またシルバーストンでは、キミ・ライコネンのクルマにのみ受動的ダブルDRSが装着された。また、2014年にフェラーリとロータスのどちらが優れているかと質問されたキミ・ライコネンは「わからない」とコメント。「一般的に、チームが大きい方が、良いクルマを造るための多くの資金とリソースがある」「でも、来年の規約はかなり異なるので、新しいクルマをトラックで確認してみるまで状況がどうなるかはわからない」
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