ロータスは、ピレリが今週末のF1スペインGPでソフトタイヤを選択しなかったことに“驚いている”と認めた。ピレリの2013年タイヤについて、特にレッドブルが激しく激しく批判しており、ピレリはF1スペインGP以降のハードタイヤを微調整。バルセロナにはミディアムとハードを持ち込むことを発表した。
だが、過去にピレリはF1スペインGPでハードとソフトを選択していた。今年これまで、ロータスは、デグラデーションの激しいピレリの2013年タイヤを最もうまく扱っていることを示しており、リードドライバーのキミ・ライコネンとともに両方のチャンピオンシップで2位につけている。ロータスのテクニカルディレクターを務めるジュームズ・アリソンは、ピレリがF1スペインGPのためにソフトタイヤを選ばなかったことに失望していることを認めた。「過去2年間、我々は(スペインで)ハードとソフトのコンパウンドを使ってきた。なので、今シーズン、より保守的なハードとミディアムが選ばれたことには少し驚いている」1996年のワールドチャンピオンであるデーモン・ヒルは、ピレリの動きはレッドブルに有利になるだろうと見ている。「ピレリの決定は、レッドブル有利に動くかもしれない。不満の声があったのは事実だ。いくつかのチームは、それらの望んでおらず、ソフトタイヤの方が好みであることを示している」「だが、それがF1というものだ」