ロータスは、タイトル獲得を目指して、これまでよりも長くE20の開発を続けていくとしている。ロータスはF1ハンガリーGPで両ドライバーが表彰台を獲得。ライバルチームも、キミ・ライコネンとロマン・グロージャンが優勝争いに加わってくると警戒を強めており、ロータス自信もタイトルを狙えない理由はないと考えている。
テクニカルディレクターを務めるジェームズ・アリソンは、近年は来季マシンのためにリソースを移行したことで後半戦にパフォーマンスが低下してきたが、今シーズンはそれはしないと語った。「ここ数シーズン、チームが間違ってきたことのひとつに、新マシンへの切り替えが少し早過ぎたということがある」「だが、今年は意識的にこのマシンを通常よりも長めに開発していくつもりだ」現在キミ・ライコネンは、チャンピオンシップ首位のフェルナンド・アロンソに48ポイント差をつけられているが、残りのシーズンで獲得できるポイントは225ポイントあり、チャンピオンシップを目指して全力を尽くすべきだと考えている。キミ・ライコネンがチャンピオンになる可能性について質問されたジェームズ・アリソンは「もちろんだ。1位になれば多くのポイントを獲得できるし、これからたくさんのレースがある。獲得できるポイントに比べれば、リードはわずかだ」と述べた。