ロータスのチーム代表エリック・ブーリエは、2012年F1マシン「E20」にはレッドブルやマクラーレンと十分に戦えるパフォーマンスがあると確信している。昨年は来る新シーズンを送ったロータスだが、最終プレシーズンテストでは、キミ・ライコネンとロマン・グロージャンが4日間のうち3日間でトップタイムを記録するなど大きな前進をみせた。
開幕戦の予想ではレッドブルとマクラーレンが優勢だと考えられているが、ロータスが手の届かないところにいるか質問されたエリック・ブーエリは「そのように考えているならやめるべきだ」とコメント。「非常に励みになっているのは、たとえ彼らが我々の前にいると強く考えてはいるものの、去年と今年とでギャップは縮まっており、追いつけることを示していることだ。もちろん、もっとプッシュしていく必要があるが、ギャップは縮められると思っている。今年良い結果を出して、来年さらにうまくやれるかは我々次第だ」ロータスはシャシー問題により2回目のプレシーズンテストを逃している。エリック・ブーリエは、テストでのタイムは当てにならないという事実を考慮しても、ロータス E20が優れたマシンである十分な証拠があったと述べた。「まず第一にこれはテストであり、全員がラップタイムを見てはいるが、我々にはまず第一に信頼性、温度範囲や様々なログをテストするための広範囲のプロセスがある」「テストでしかない。予選はメルボルンで行われるし、それまでは行われない」「良いことは、マシンが箱から出してすぐに良い状態だったことだ。マシン自体は非常にうまく設計されているし、これまでより進歩しているのは明らかだ。ヘレスでは多くの走行距離を重ねることができたし、そのあと(2回目のテストでは)ちょっとした妨げがあったが、(最終テストでは)悪くはなかったと思っている」「4日逃したので、テストはいくらか妥協を強いられたし、4日間で8日分の兼ねなければならなかったが、全般的に見て悪くはなかった」エリック・ブーリエは、キミ・ライコネンとロマン・グロージャンがすでにE20を乗りこなしていると付け加えた。「ベースは非常にいい。マシンは簡単ではないが、ドライバーはマシンを快適に感じているようだし、自信を得ているようだ」「マシンは、うまく反応しているし、シミュレーションの数値とマッチしている。それは正当な根拠だ」
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