ロータスは、2015年F1マシン『E23』のデジタル画像を発表。新車の方向性を示した。2015年は、新しいノーズ規約によって全チームがノーズ形状を修正。2014年に特徴的な“二本牙ノーズ”を採用したロータスだが、すでにシーズン後半に2015年型のショート&ナローなノーズをテストしていた。
ロータス E23のノーズ形状も、ノーズ下への気流を最大限に流すことを狙い、2つの義務的な横断面を出来る限り狭くし、高い位置に設置している。ロータス E23は、先端に突起を設けず、代わりに2009年のルノー時代のような下方に潜り込むような形状を採用。この設計は、ダウンフォースを作り出すために、フロントウィングと協調して作用すると思われる。また、フロントエンド周りも規約に合わせて調整され、ノーズコーンはシャシー上面の高く平らなエリアから大きく傾斜している。だが、フロントサスペンションは低く設置され、上部のウィッシュボーンとプッシュロッドは、マシン前方のメカニカルグリップを狙ったと思われるウィリアムズ FW37ほど高い位置に設置されていない。ノーズ以外では、ロープフープ部分のインレットが目を引く。通常のエアボックスインレットに加え、2つのエンレットが追加されている。エンジンカバー後方の膨らんだ形状から、昨年トロ・ロッソが採用したエンジン付近に装着されるオイルクーラーへのダクトがある思われる。実際、ロータスも昨年後半にインレットを装着するためのベースプレートを備えていたが、インレットは装着されなかった。ロータス E23には、昨年のマクラーレンに似た2つの大きな出口が設置されている。冷却をこのように設置することによって、ボディワークは大きく見えるが、サイドポッドを小型化することが可能になる。ロールフープのインレットと同様、これらは狭いサイドポッドを低く設置し、より多くのダウンフォースを発生させるためにディフューザーへの気流を解放させる。ベネトン時代からルノーと強い繋がりがあったロータスだが、E23のエンジンカバーの中には、今年から圧倒的な強さをみせたメルセデスのパワーユニットが収められる。
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