ヴィタントニオ・リウッツィは、東日本大震災に見舞われた日本の被災者に敬意を払い、F1日本GPに特別なメッセージを込めたヘルメットを用意した。“Embracing Japan(日本を抱きしめよう)”という名前がつけられたヘルメットは、日本国旗をトリビュートして白をベースとしており、日の丸を象徴する赤い円にはしっかりと手を繋ぐプリントとJapanの文字が施されている。
上部には、リウッツィ、HRT、Bell、そしてF1全体が日本を支えていることを示した“We are here with you (私たちはあなたととともにいます)”というメッセージがゴールドの文字で刻まれている。このヘルメットは、F1日本GP終了後にリウッツィのサインが入れられ、脇阪寿一が中心となって立ち上げ、小林可夢偉を含めてドライバー/ライダーが賛同する東北地方太平洋沖地震・被災者支援プロジェクト「SAVE JAPAN」のオークションに寄付される。ヴィタントニオ・リウッツィ「今年日本を襲った地震と津波は本当にショッキングだったけど、彼らは日本がどれくらい強いかを改めて証明した。日本はまだ復興しているところだし、震災による被害はまだ見た目にも明らかだけど、僕たちはそれらのことを忘れてはいかない。モータースポーツと日本は本当に緊密な関係にあるし、個々に戻って僕たちのサポートを示せることは素晴らしいことだ。僕も自分にできることをしたかったし、ヘルメットブランドとデザイナーと一緒に、今週末だけ使うスペシャルで非常に美しいヘルメットを準備した。日曜日にレースが終わったあと、彼らのために“SAVE JAPAN”のオークションにかけるためにヘルメットを寄付する。彼らは素晴らしい仕事をしているし、その活動にささやかながら貢献できることを願っている」 関連:・ジェンソン・バトン、F1日本GP特別ヘルメット・セバスチャン・ベッテル、F1日本GP特別ヘルメット
全文を読む