F1は、2020年のF1世界選手権のスケジュールに柔軟性をもたせ、コストを削減するために夏の強制的なファクトリーのシャットダウン期間を前倒しする準備を進めており、F1チームもそれに賛同していると報じられている。新型コロナウイルスの世界的な流行により、開幕4戦は延期され、オランダ、スペインもレース延期を示唆。シーズンの開幕は早くとも5月24日まで開催されない可能性が高い。
RACER は、前例のない状況に対処するために、F1チームは強制的なシャットダウン期間(通常は8月の3週間の間に2週間を取得)を数か月はやめて3月23日から開始することに同意していると報道。多くのレースチームメンバーは、オーストラリアから帰国してから2週間の自己隔離期間の最初の週に入っており、シャットダウン期間はさらに3週間に延長され、4月末まで拡張されることになる。これによりF1チームが諸経費を削減するのにも役立ちつ。シャットダウンを移動することにより、必要に応じて8月全体でレースのスケジュールを変更できるようになり、ブロックされていた3つの週末が開かることになる。このような変更を進めるには、10チームのうち7チームの同意が必要だが、10チーム全てが計画に賛同していることと理解されている。F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンは、8月に2デー開催3連戦を検討していることを明らかにしている。ロス・ブラウンは「我々は休みを取り、一時停止することになる。今年の初めにはレースはないので、今年後半にこれらのレースの再配置を検討していく」とコメント。「8月の休憩を開放すれば、何週間かレースを開催できると思う。そして、今年の残りのシーズンにむけてかなりまともなカレンダーを構築できると思っている。見た目は異なるが、それでもかなりの数のレースが維持され、エキサイティングなレースになるだろう。シーズンは遅れて始まることになるが、面白いものになると思っている」「17〜18レース以上のチャンピオンシップを獲得できると楽観視している。我々が話している1つのことは2日間の週末だ。したがって、2日間の週末を含むトリプルヘッダーがあれば、それはオプションになる。我々はレースを圧縮できる思っている。だが、それはシーズンがいつ始まるかによって異なる」
全文を読む