F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンは、フェラーリとハースの“Bチーム”戦略を支持していると語った。ルノーの筆頭とするBチームを持たないF1チームは、フェラーリから多くのコンポーネントを購入しているハース、レッドブルとコンポーネントを供給するトロロッソのやり方を強く批判している。
バーレーンではハースとトロロッソのチーム代表がその批判に反論。ハースのF1チーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは「我々は自分たちの仕事をしているし、放っておいてほしい」とコメント。「マニュファクチャラーチームで結果が出せない場合、うまくいかないのは自分たちに問題があるからだ。異なる仕事をしてうまくいっている他の人々を批判しないでほしいものだ」トロロッソのF1チーム代表フランツ・トストは「マニュファクチャラーチームを運営している者は、小規模チームが彼らよりも速く、優れていることに不満を言っている。彼は単純に宿題をきちんとこなせていないだけだ」と語っている。今後数カ月で2021年のF1レギュレーションの枠組みが固まってくることになるが、ロス・ブラウンはハースのビジネス方法を支持している。「ハースのモデルは興味深い」とロス・ブラウンは Ekstra Bladet にコメント。「彼らは非常に成功しており、それは我々が維持する必要のあることだ。なぜなら、それっは小規模チームがかなり立派な存在になる可能性を与えているからだ」「微調整はしなければならないっが、ハースのモデルに大きな変更は見られないだろう」ロス・ブラウンは、微調整にはマニュファクチャラーと小規模な“サテライト”チームとの同盟関係についての疑問を緩和することが含まれる可能性を示唆した。「我々はフェラーリのような大規模チームとの協力している数チームへの疑問を拭い去らなければならない」とロス・ブラウンはコメント。「許可さえているものと許可されていないものが誰にいでもわかるように、全てが明確に定義されている必要がある」「明確にしなければならないグレーゾーンがいくつかあるが、ハースは良いモデルであり、我々はそれを破壊したくはない」
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