リアム・ローソンは2026年F1第8戦オーストリアGPで9位入賞を果たし、レーシングブルズはアービッド・リンドブラッドとのダブル入賞を達成した。しかし、レース中のチームオーダーを巡る混乱について、ローソンはチームと話し合う必要があるとの考えを示した。ローソンはレース中、ブレーキを労わるよう指示を受け、その間はチームメイトから攻撃されないと伝えられていたという。ところが実際にはリンドブラッドがオーバーテイクを仕掛けてきたことで、チーム内の意思疎通に疑問を抱く結果となった。
ブレーキマネジメント中に予想外の攻撃レッドブル・リンクでは、レーシングブルズがメルセデス、フェラーリ、レッドブル、マクラーレンに次ぐ速さを見せ、ローソンとリンドブラッドはそれぞれ9番グリッド、10番グリッドから決勝をスタートした。決勝でもその順位のままフィニッシュし、チームは4戦連続で2台そろってポイントを獲得した。しかし、レース中にはブレーキの温度管理が大きな課題となっていた。キャデラック勢がブレーキトラブルで2台ともリタイアするなか、ローソンもブレーキを労わるよう指示を受けていた。ローソンはレースを振り返り、次のように語った。「最初の数周は本当に暑くて、その熱気がコクピットまで伝わってきた。でも、その後は集中して走り続け、そこからは問題なかった」「最初のスティントでは戦略どおりにレースを進めた。その後はマネジメントに入ることになった。僕はブレーキを労わるよう指示され、その間はアタックされないと言われていた」「でも実際には攻撃された。計画どおりではなかったので、第2スティントでは離されないようにして、再び抜き返した」さらに、この状況についてチーム内で話し合う必要があるかと問われると、「おそらく、そうなると思う」と答えた。リンドブラッド「攻撃するなとは言われなかった」一方のリンドブラッドは、ピットウォールからローソンを攻撃しないような指示は受けていなかったと説明した。「レースには満足している。チームにとってダブル入賞になったし、全体として良い週末だった」「思い切って勝負した。第2スティントの序盤で彼を抜き、そのスティント中はずっと前を走っていた。でもチームは最後のピットストップで僕を1周早く呼び入れた」「その結果、彼はアンダーカットを決めて前に出た。新品タイヤだったし、そうなるだろうとは思っていた。でも問題ないし、大したことではない」「バトルを楽しめたし、積極的に攻めることができた。良いレースだったと思う」レーシングブルズはダブル入賞という結果を持ち帰った一方で、レース中のチームオーダーに対する両ドライバーの認識には食い違いがあった。ローソンは「攻撃されない」と伝えられていたと主張する一方、リンドブラッドはそのような指示は受けていなかったと説明しており、チーム内で状況を整理する場が設けられる可能性が高い。