2018年のル・マン24時間レースの予選3回目が6月14日(木)にサルト・サーキットで行われ、トヨタ TS050 HYBRIDの8号車がポールポジションを獲得。トヨタ7号車も総合2番手に続き、トヨタがフロントローを独占。悲願のル・マン24時間初制覇に挑む。ル・マン24時間レースは、3回の予選セッションが行われ、それら予選3セッション中の最速ラップタイムで決勝のスターティンググリッドが決定する。
予選3回目でもトヨタが他を圧倒する速さを見せた。最速タイムはトヨタ 8号車(中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/フェルナンド・アロンソ)。中嶋一貴が3分15秒377をマーク。中嶋一貴にとっては2014年以来、2回目のル・マンでのポール獲得。トヨタにル・マン24時間レースでの4度目のポールポジションをもたらした。セッション終盤には雨も降ったが、フェルナンド・アロンソがウェットコンディションで走行経験を積んだ。2番グリッドを獲得したのはトヨタ7号車(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペス)。予選1回目のタイムを更新することができず、タイムは3秒17秒377。トヨタの2台はフロントローから決勝に挑む。ノンハイブリッド勢のトップとなる総合3番手はNo.1 レベリオン・レーシング/レベリオンR13・ギブソン(ニール・ジャニ/アンドレ・ロッテラー/ブルーノ・セナ)の3分19秒449。トップとの差は4秒以上となっている。総合4番手にはNo.17 SMPレーシング/BRエンジニアリングBR1・AER(ステファン・サラザン/イゴール・オルトツェフ/マテヴォス・イサアキャン)が続いた。ジェンソン・バトンが駆るNo.11 SMPレーシング/BRエンジニアリングBR1・AERは総合7番となる3分21秒408で予選を終えた。LM2クラスはNo.48 #48 IDECスポーツ/オレカ07・ギブソンが3分24秒842でトップ。2番手には0.041秒差でNo.31 ドラゴンスピード/オレカ07・ギブソンが3分26秒246で続いた。GTE Proクラスは、No.91 ポルシェ GTチーム/ポルシェ 911 RSRが3分47秒504でトップ。2番手にも92号車が続いた。GTE Amクラスは、GTE AmクラスはNo.88 デンプシー・プロトン・レーシング/ポルシェ 911 RSRが3分50秒728でトップとなった。15日(金)はサーキットでの走行が行われず、ル・マンの旧市街でドライバーズパレードが行われる。ファンにとっては決勝レース前にドライバー達と間近に触れ合える楽しみな時間。そして、16日(土)現地時間午前9時からの45分間のウォームアップ走行を経て、同午後3時に24時間に及ぶ長いレースのスタートが切られる。2018年 ル・マン24時間レース 予選 結果(LMP1クラス)順位No.ドライバー名チーム/車種ベストタイム18中嶋一貴セバスチャン・ブエミフェルナンド・アロンソTOYOTA GAZOO Racing/トヨタ TS050 HYBRID3分15秒37727小林可夢偉マイク・コンウェイホセ・マリア・ロペスTOYOTA GAZOO Racing/トヨタ TS050 HYBRID3分17秒37731ニール・ジャニアンドレ・ロッテラーブルーノ・セナレベリオン・レーシング/レベリオンR13・ギブソン3分19秒449417ステファン・サラザンイゴール・オルトツェフマテヴォス・イサアキャンSMPレーシング/BRエンジニアリングBR1・AER3分19秒48353マティアス・ベシェトーマス・ローレングスタボ・メネゼスレベリオン・レーシング/レベリオンR13・ギブソン3分19秒945610ヘンリク・ヘドマンベン・ハンリートム・ディルマンドラゴンスピード/BRエンジニアリング BR1・ギブソン3分21秒110711ヴィタリー・ペトロフミカエル・アレシンジェンソン・バトンSMPレーシング/BRエンジニアリングBR1・AER3分21秒40884オリバー・ウェッブドミニク・クライハマートム・ディルマンバイコレス・レーシング・チーム/エンソ・CLM P1/01・ニスモ3分21秒50596オリバー ローランド アレックス ブランドルオリバー ターベイCEFC TRSM Racing/ジネッタ G60-LT-P1・メカクローム3分23秒7577145チャールズ・ロベルトソンミハエル・シンプソンレオ・ルーセルCEFC TRSM Racing/ジネッタ G60-LT-P1・メカクローム3分25秒268
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