中野信治は、ル・マン24時間レースをチームメートのクラッシュによるリタイアで終えることになった。ADRデルタからLM2クラスに参戦した中野信治は、スタートドライバーを務め、クラストップのタイムを更新しながら周回していた。しかし、その後走行を担当したチームメートがクラッシュ。クルマのダメージが大きく、ピットへ戻れないためリタイアが決まった。
「チームメートが走行中にクラッシュ。マシンのダメージが大きくピットに戻る事が出来ずにリタイアが決定してしまいました。彼は朝に続いて2度目のクラッシュでした。言葉がありません。応援して頂いた皆さんに申し訳ない。速い車も作ったのに。スタート後の速さがそれを証明してた。本当に悔しい」と中野信治は自身のTwitterでコメント。「現在朝の4時を過ぎたところです。リタイアが決定後チームメートはサーキットを離れましたが、僕はそのままサーキットに残っています。やっぱり気持ちがサーキットから離れられない」また中野信治は、スタート直後の事故で亡くなったアラン・シモンセンに哀悼の意を表した。「昨日スタート直後の事故で他界されたアラン・シモンセン選手の悲報に接し、謹んで哀悼の意を表します」
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