2018年 ル・マン24時間レースのダイジェスト動画『vol.5 スタート~22時間経過』。長かったル・マン24時間レースも残り2時間。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは、ここまで何度か順位を入れ替えながらも、一度も1-2の順位を譲ることなく、残り3時間までたどり着き、正念場のラスト2時間に挑む。
朝を迎えてからのル・マンでは、蓄積した疲労のためか、夜を乗り越えてきた車両のクラッシュやコース修復によるセーフティカー導入があった。TOYOTA GAZOO Racingの2台はここまで概ね順調に走行を続け、フェルナンド・アロンソの駆る8号車がトップを走行、7号車のホセ・マリア・ロペスが1分40秒ほどの差の2位で追っている。ここまでの21時間を支配し、盤石のレースを戦ってきたTOYOTA GAZOO Racingだが、過去の経験で、誰よりもル・マンのチェッカーを受けることの厳しさを知っている。トップを走行しているトヨタ8号車にピットストップ時にロリポップが早めにゴーサインを出してジャッキが下りる前に中嶋一貴がスイッチを押したことでフロントホイールが回転。ルールではジャッキが下りる前にホイールを空転させることは許されていない。事態が発生してから1時間が経過しているが、ペナルティは科せられていない。最終ドライバーは、トップのトヨタ8号車が中嶋一貴、2位のトヨタ7号車が小林可夢偉と日本人ドライバー。確実にチェッカーを受けるべく1-2体制で最終盤の最大の難関に挑む。


全文を読む