2018年 ル・マン24時間レースのダイジェスト動画『vol.4 スタート~18時間経過』。ル・マン24時間レースも、鬼門とされる夜の戦いを終え、朝を迎えた。空には雲が立ちこめ、かなり肌寒いコンディションの朝だが、夜を徹して走り続けてきたレースカーは、長い戦いの証とも言うべき汚れを身にまといながら、疲労がピークに達するこの時間帯をメカニック、エンジニア、ドライバーが一丸となって戦い続けている。
TOYOTA GAZOO RacingのTS050 8号車は、深夜フェルナンド・アロンソの猛烈な追い上げで約2分15秒あった7号車との差を約40秒まで縮めると、引き継いだ中嶋一貴が夜明け頃に7号車の小林可夢偉をパスし、首位に浮上した。8号車はその後、中嶋一貴からセバスチャン・ブエミに交代すると約40秒の差を広げトップを快走。その間、2台揃って低速走行区間での速度違反ペナルティを科されたが、後続との差は10周と大きく引き離しており、引き続き盤石の1-2体制で終盤戦へと突入している。


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