2025年F1ラスベガスGP終了後、テリー・クルーズがフルサイズのLEGO製キャデラックを運転し、マックス・フェルスタッペン、ランド・ノリス、ジョージ・ラッセルのトップ3をポストレースインタビュー会場まで送り届けるという異例の演出が行われた。レッドブルのフェルスタッペンが圧勝し、ノリスが2位、ラッセルがメルセデスで3位を獲得した直後、3人は1950年代仕様の“フルスケール・ピンクLEGOキャデラック”に乗り込み、ベラージオの噴水エリアへ向かった。
LEGOキャデラックにはライト・サウンド機能も搭載アメリカの俳優であり、キャデラックF1チームのアンバサダーも務めるテリー・クルーズがステアリングを握り、ラッセルのリクエストに応える形で車内のオーディオも作動。ライトやサウンドも本物同様に機能する仕様で、クルーズは音楽を流しながら走行したという。乗車中には、クルーズが映画『ホワイト・チックス』(2004年)で演じたキャラクターが歌うことで知られるヴァネッサ・カールトンの“A Thousand Miles”を4人で短く合唱する一幕もあった。LEGOグループとF1のコラボは2025年も強化LEGOグループのチーフ・プロダクト&マーケティングオフィサーであるジュリア・ゴールディンは、次のように語った。「2025年は、ファンがF1を新しい次元で体験できる瞬間を数多く届けることができた。LEGOブロックで作ったキャデラックや、スフィアのエクソスフィアでの新コンテンツ、そしてF1アカデミーとの次のステップを共有することもできた。2026年が待ち切れない」F1ラスベガスGPのCCOであり、同GPの社長兼CEOでもあるエミリー・プレイザーも次のように述べている。「ラスベガスGPはF1カレンダーの中で象徴的な存在になりつつあり、LEGOグループと共に新しいアイデアや創造性をファンに届けることができて素晴らしかった。これからもさらなる企画を見せていきたい」キャデラックF1は2026年に正式デビューへキャデラックは2026年にF1の11番目のチームとして参戦を開始する予定で、今回のラスベガスGPではプロモーション活動の一環として存在感を示した。 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿