F1ラスベガスGP第1回大会の予選では、シャルル・ルクレールがラスベガス・ストリップ・サーキットでチームメイトのカルロス・サインツを僅差で抑えてポールポジションを獲得。しかし、サインツはパワーユニット交換のため10グリッド降格となり、12番手スタートとなる。グリッドの上下には、それ以外にもいくつかの魅力的なFacts and Statsが大量にあった。
■ルクレールは過去4回のグランプリでポールポジションを3回獲得し、2番手を1回獲得している。しかし、過去11回のポールポジションからのスタートを勝利につなげることはできていない。■ジョージ・ラッセルは(サインツのペナルティ後)3番手に昇格し、今季6回目のトップ3スタートとなった。チームメイトのルイス・ハミルトンは2023年に3度目のQ2敗退となった。■ハミルトンとラッセルは予選で11対10となり、2023年のチームメイトの中で唯一予選の覇権争いが決着していないことになる。■ピエール・ガスリーは2023年の自己最高グリッド枠となる4番手スタートとなる予定で、アルピーヌとしてはエステバン・オコンがモナコで3番手スタート以来最高となる。■対照的に、ラスベガスはオコンにとって過去9レースで4回目のQ1敗退となった。ルクレールにとってはキャリア23回目のポールポジションだが、過去22回のうち勝利に結びついたのは4回のみ。■5番グリッドのアレックス・アルボンは、ザントフォールトでの4番手に続き、今季2度目のトップ5入り。■エディー・チーバーのファンは注目: ローガン・サージェントがキャリア最高の6番グリッドを獲得したことは、1987年にチーバーがアロウズのドライバーとしてデトロイトで6番グリッドを獲得して以来、アメリカ人ドライバーとしては母国での最高位スタートとなった。■また、ウィリアムズは2016年ロシアGP以来初めて両ドライバーがトップ6に入った。■バルテリ・ボッタスは7番グリッドで、2023年の自己ベストスタートに匹敵した。■ケビン・マグヌッセンは、2023年3度目となるQ3出場を決めた。興味深いことに、それらの出場はすべてストリートサーキットでのもので、今年はマイアミとシンガポールでも進出している。■セルジオ・ペレスは2023年にQ3進出を逃したのは9回目。■マクラーレンがQ1で2台とも敗れたのは、やはりアメリカの地で行われたマイアミGPが最後だった。■ブラジルGPでは3番手スタートだったランス・ストロールは、FP3の黄旗違反で5グリッド降格となったため、土曜日の決勝では19番手スタートとなる。