ランド・ノリス(マクラーレンF1)は2026年F1中国GPでスタートを切ることができず、自身のF1キャリアで初めてDNSを喫した。ノリスは、決勝前にマシンのトラブルを知らされていたことを明かし、その問題が最終的に出走不能につながったと説明した。この日はオスカー・ピアストリもDNSとなり、マクラーレンF1は2台そろってグリッドに並べなかった。
マクラーレンの2台がレース前にグリッドから姿を消したのは、1983年モナコGPで予選通過を逃して以来の事態となった。チームはその後、両車がそれぞれ異なる電気系トラブルに見舞われたと認めている。ノリスが明かしたパワーユニット関連の電気系トラブルランド・ノリスは、自身のマシンに起きていた問題について、決勝前の限られた時間の中で把握したと語った。「正直、それがどれくらい前から起きていたのかは分からない」とノリスは語った。「こういう時は、チームに作業を任せた方がいいこともある。でも、僕がそのことを知ったのは、ガレージを出る予定のたぶん20分くらい前だったと思う。ただ、チームはその少し前からすでに作業していたはずだ」「パワーユニットに関係する電気系の問題だった。それで、エンジンを始動することすらできなかった。だから残念だよ。F1で初めてのDNSになってしまって悲しいし、さらに悪いのは、オスカーも一緒にDNSになってしまったことだ。僕たちにとってはベストな一日ではなかった」「自分の仕事ができなかったのが悔しい」ノリスは、自身が走れなかったことだけでなく、準備を続けてきたチーム全体にとっても大きな痛手だったと受け止めている。「ただただ失望している。それだけだ。今日は自分の仕事をしに行くことができなかった。そのことに失望しているし、チーム全体のことを思うと悔しい」「僕だけじゃない。メカニックもそうだし、みんながすごく多くの作業を積み重ねてきた。これは複雑な機械なんだ」「新しいものがたくさんあるし、当然ながら、まだ時々は新しい問題も見つかる。だからガレージにいる全員が、今日はマシンをコースに送り出せなかったことを悔しく思っているし、それを解決するために懸命に取り組むはずだ」赤旗の可能性にも備えて待機ノリスは、完全に望みが消えるまでガレージに残り、レースに加われる可能性を探っていたことも明かした。「赤旗か何かが出て、運がこちらに向く可能性に備えて、最初の数周は僕たちも待っていた」とノリスは語った。「何か魔法みたいに起きて急に直るようなことがあれば、すぐ出られるようにしておきたかった。でも今日はそうはならなかった」中国GPを終えた時点で、前年王者のノリスはドライバーズランキング6番手につけている。ただ、ランキング首位ジョージ・ラッセルとの差はすでに36ポイントとなっている。
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