ランド・ノリス メルセデスF1に空席も「マクラーレンとの新契約に後悔なし」

ハミルトンが今年限りでメルセデスを離れ、フェラーリに移籍するという衝撃的なニュースは、マクラーレンとノリスの契約が発表されてから1週間も経たないうちに届いた。実際、ノリスは発表よりもかなり前に新しい書類にサインしたとされているが、それでもドライバー市場の状況が変わった今、マクラーレンに将来を誓うことに「後悔はない」とノリスは明言した。ハミルトンの移籍と、コンストラクターズタイトル保持を目指すレッドブルがバーレーンでのプレシーズンテストで好調な滑り出しを見せる中、ノリスは「いや、とてもハッピーだよ。待つこともできたし、僕に選択権があった」と語った。「潜在的にチャンスやってくることは分かっていた。去年も今年も、そしてこれから2、3年の間に何が起こるか、何が起こるかわからない。だから、どの面からも後悔はない」ハミルトンの移籍は外部にとっては衝撃的な出来事だったが、ノリスとマクラーレンのチームメイトであるオスカー・ピアストリは、もう少し前からこの計画が進行中であることを知っていたと理解されている。ノリスは、マクラーレンが2023年のシーズン中に復活を果たすと宣言したこと、さらに新しい風洞を建設し、デビッド・サンチェス（フェラーリ）とロブ・マーシャル（レッドブルのチーフ・エンジニアリング・オフィサー）の加入を完了させることで、残留をさらに確信したと明言している。 「僕は自分のチームに自信を持っているし、これまで達成できたこと、そしてこれから達成できることに自信を持っている。僕は今の状況にとても満足している」とノリスは続けた。「もちろん、僕たち全員が達成したいと思っている目標をもっと達成できていれば、もっとうれしいだろうけどね」「でも、重要なのは、一緒にいる人たちとの時間を楽しんでいるということだ。僕にとって、それは常に人生の大きな部分を占めている。今いる場所を楽しみたいと思っている」「これは、チームとしての向上を図ると同時に、全員を知り、全員を後押しする上で重要な部分だと思う。「誰もがF1のトップチームになるという目標に到達する能力を持っている。とてもハッピーだ」