ランド・ノリスは、2023年F1第21戦サンパウロGP(ブラジルGP)のスプリントを2位でフィニッシュ。いかなるフォーマットであれ、ポールポジションを初のF1勝利に変えることはできなかったかもしれないが、24周のレースを通してマックス・フェルスタッペンと接戦を繰り広げたことで、日曜日の決勝に向けて自信を深めたと語った。ノリスはスプリントがスタートしたときにフェルスタッペンにトップを奪われ、周回後半にはジョージ・ラッセルがノリスかから2位を奪って傷口に塩を塗った。
ノリスは自身のスタートを振り返り、金曜日のグランプリポールポジションを逃し、土曜朝のスプリントシュートアウトで1位になったことに悔しかったが、次のように振り返った。金曜日にポールポジションを逃し、土曜日の午前中に行われたスプリントシュートアウトで1位を獲得したノリスは、スタートを振り返って「見直す必要がある」と語った。「最初のスタートは良かったんだけど、発進の第2段階では、ちょっと保守的になってしまったかもしれない。だから明日に向けて改善しなければならないけど、それにしても、1周目はジョージにやられてしまったけど、その後はペースが良くかった。マックスを追いかけようとしたけど、ちょっと足りなかった。でも楽しかった」ラッセルが進路妨害で2グリッド降格処分を受け、6番手から決勝スタートすることになっているノリスは、フェルスタッペンがペースをコントロールしているように見えたことを気にしていたかとの質問に「心配はしていない。どちらかというと、今日の僕たちのペースが良かったことに勇気づけられた」と語った。「僕たちはマックスと戦っているわけではなく、F1史上最高のマシンに乗った最高のドライバーのひとりと戦っているんだ。これほどいいとは思っていなかったコースで、いきなりレッドブルと戦うわけではない」「良いサプライズがたくさんあったし、僕たちにとってポジティブなことがたくさんあった。明日はもうちょっとオーバーテイクできるように頑張るよ」ランド・ノリス「今日は楽しかった。最初のスタートは良かったけど、発進の第2段階で少しセーフティサイドに寄ってしまった。これは明日に向けて改善しなければならないことだ。それでもレースに入るとペースは好調だった。マックスを追いかけようとしたけど、力不足だった。今日のペースの良さには勇気づけられた。僕たちのマシンにあまり合っていないコースでマックスと戦うことになるとは思っていなかったし、全体的に今日のパフォーマンスには満足している。明日はまた順位を上げて、チームのためにいいポイントを獲得できるように頑張る」