マクラーレンF1のランド・ノリスは、F1ブラジルGPのスプリント予選で最後尾から5位フィニッシュという電光石火のペースを見せたルイス・ハミルトンは「マシンを3輪にする必要がある」とジョークを飛ばした。ルイス・ハミルトンは、リアウイングのDRSの技術違反によって予選から失格となり、最後尾グリッドからのスタートを余儀なくされたが、スタートからすさまじい走りをみせ、ファイナルラップではランド・ノリスを抜いて5位でフィニッシュした。
ルイス・ハミルトンに抜かれた映像を見せられたランド・ノリスは「かなり簡単そうだね?」と Sky Sports F1 にコメント。「彼は仕事をする必要さえなかった。オーバーテイクはそれほど簡単ではなかった。防御しようとして愚かなリスクを冒す必要はなかった。彼は僕たちとは異なるリーグに所属しているからね」その後、ランド・ノリスは、ルイス・ハミルトンには5グリッド降格ペナルティが決定しているため、無理に防御しても無意味だったと語った。「この男を抑えるためにタイヤを無駄するのは意味ない」とランド・ノリスは付け加えた。「彼が24周で最後尾から5番目まで順位を上げるなら、彼のマシンを3輪にするか、少し難しくする必要があるね」「抜かれても損失はない。何かが起こるよりも、ポジションを譲ったほうがよかった」「防御しなければならないときは、防御したし、攻撃しなければならなかったときの僕の攻撃は良かった。彼(ハミルトン)は僕たちよりも1周あたり2秒速かったので、彼にとっては簡単なことだった」「最後のラップでルイスを過度に防御する必要はなかった。でも、もちろん、フェラーリに対してはかなりのリスクを冒した。やらなければならないことをした。僕たちにとって良い日だった」スプリント予選はカルロス・サインツが3位に入って1ポイントを獲得。フェラーリは、ランキング3位を争うマクラーレンとの差を14.5ポイントに拡大。それでも、ランド・ノリスはスプリント予選でのパフォーマンスに勇気づけられたと語る。「僕たちは赤いマシンの1台に先んいたので、僕たちの仕事の一部は完了だ」とランド・ノリスは語った。チームメイトのダニエル・リカルドは、オープニングラップで順位を落とした後、11番グリッドからレースをスタートする。
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