マクラーレンのランド・ノリスは、F1ベルギーGPのウィナーとなったマックス・フェルスタッペンのレース後のインタビュー後に割り込み、「信じられない走りだった」と冗談めかして祝福した。ルイス・ハミルトン“茶番”と評されたF1ベルギーGPの決勝は、激しい大雨がレースの開始を遅らせ、3時間以上の中断の後、セーフティカー先導で数周を終えただけでレースは中止された。
その結果、レース成立に必要な周回数を完了したことで、ポールシッターのマックス・フェルスタッペンが優勝となり、トップ10ドライバーにはハーブポイントが付与された。マックス・フェルスタッペンがレース後のインタビューを受けている際、ランド・ノリスは割り込んで握手を求め、「素晴らしいレースだったよ、メイト。信じられないような走りだった。僕は君を捕らえていたけどね!}と語った。F1ベルギーGPで“不戦勝”となったマックス・フェルスタッペンは、チャンピオンシップリーダーのルイス・ハミルトンとの差を3ポイントまで縮めた。セバスチャン・ベッテルは、ポイントを付与するという決定を“ジョーク”だと切り捨て、順位を争うことなく11位で終えたフェルナンド・アロンソは、ポイントを与えられたドライバーは“早いクリスマス”だと説明。他にもポイント付与に納得しないドライバーは多数いる。ランド・ノリスは、土曜日の予選Q3でクラッシュを喫し、ギアボックスを交換したことで5グリッド降格ペナルティを受けた後、ポイント圏外の15番グリッドに降格した。しかし、戦う機会を得られなかったランド・ノリスは、他のドライバー同様にポイントを付与されるべきではなかったと考えている。「今日はポイントが付与されるべきではなかったと思う。今日、僕たちはほとんど何もやっていないと」とランド・ノリスは語った。「X周のレースラップをして、出て行って、X周のレースをしたけど、セーフティカーの後ろを走って、ポイントが決まった・・・自分が優勝して、多くのポイントを獲得していたら、反対のことを言っていたかもしれないけどね」「今日は恩恵を受けたし、ダニエルがフェラーリに比べてかなりのポイントを獲得した。でも、結局のところレースではないので、ポイントを獲得するのにふさわしいレースだとは思わない」