F1ベルギーGPでの予選でオー・ルージュで大クラッシュを喫したがマクラーレンのランド・ノリスは、決勝への出場を許可された。だが、ダメージによってギアボックス交換を余儀なくされ、5グリッド降格を科される。Q1とQ2をトップで通過してポールポジション候補となっていたランド・ノリスだが、Q3直前に雨脚が強まったサーキットの餌食となった。
1番にアタックラップを試みたランド・ノリスは、アウトラップでハイドロプレーニング現象を起こし、オー・ルージュでのコントロールを失って高速でバリアにクラッシュした。幸いなことに、ランド・ノリスは、メディカルカーが到着したときに自らマシンを飛び降りることができ、その後、肘の予防的X線検査のために地元の病院に運ばれた。マクラーレンF1のチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、ランド・ノリスがレースへの出場許可を与えられたことを確認。MCL35Mのシャシーは問題がなかったため、ピットレーンのスタートは回避されたが、まだパワーユニットを交換する可能性が残されている。交換すれば、ペナルティなしでF1ハンガリーGPで搭載していたエンジンを使うことができる。決定は日曜日の朝に行われる。「病院で検査が行われ、肘に少し痛みもあった。だが、すべては順調であり、彼は明日レースに戻れる」とアンドレアス・ザイドルは語った。「最も重要なことはランドが無事だったことだ。今、我々の焦点は、明日に向けてマシンを準備することだ。ランドが最高の状態にあることを知っているので、彼と一緒にポイントを獲得する立場に戻れることを願っている」「ランドと細かな話はしていないし、今夜話をする。かなり大きな衝撃だったと思うが、F1の安全性とサーキットの安全性により、幸運にも彼は打撲傷などで済んだ」
全文を読む