マクラーレンのF1ドライバーであるランド・ノリスは、7月11日(日)にウェンブリー・スタジアムでUEFAユーロ2020(欧州選手権)の決勝戦・イタリア代表対イングランド代表を観戦後に強盗に襲われて時計を奪われた。幸いにも“無傷”だったが、“動揺”していると語った。The Sun の報道によると、ランド・ノリスは、試合後にマクラーレン GTに乗り込もうとしたときに強盗に襲われ、着用していたリシャール・ミルの時計を盗まれたという。
リシャール・ミルは、マクラーレンのスポンサーを務めており、奪われた時計はプロトタイプだったという。目撃者は「ランドは拘束され、別の強盗が一瞬で時計を外した。ランドはかなり動揺しているように見えた。セキュリティは一晩中悪夢だった」と語った。マクラーレンF1チームは声明を発表し、ランド・ノリスに怪我はなかったことを確認した。「マクラーレン・レーシングは、ウェンブリーでのユーロ2020決勝戦で、彼が事件に巻き込まれ、着用していた時計が奪われたことを確認する」「幸いなことに、ランドは無傷だったが、当然のことながら動揺している。チームはランドをサポートしており、今週末のイギリスGPでレーシングファンが我々と彼の活躍を願ってくれると確信している」「現在、この件は警察の問題であるため、これ以上コメントすることはできない」イングランド代表にとって1966年以来55年ぶりの優勝がかかった試合では、キックオフの前にチケットのないファンがセキュリティゲートを破ってウェンブリー・スタジアムに侵入するという事件もあった。FAはこの事件を「まったく容認できない」と非難し、警視庁は決勝戦に関連して86人の逮捕し、19人の警官が負傷したと述べた。試合はPK戦の末3-2でイタリア代表が勝利。PKを外したマーカス・ラッシュフォード、ジェイドン・サンチョ、ブカヨ・サカの3選手は、ソーシャルメディアで人種差別的な中傷の標的になった。月曜日、7度のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトン は、3選手をサポートするメッセージを発表した。 この投稿をInstagramで見る Lando Norris(@landonorris)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Lewis Hamilton(@lewishamilton)がシェアした投稿