ロバート・クビサは、すでにルノーでの新しい環境に慣れていると語る。クビサは、ルノーに加入してからチームとの関係を築くのに費やした時間が、テストに真剣に取り組むことの助けになったと語る。「今はもう気軽に感じているよ。チーム側では、話し合いや議論をして、出来る限りお互いを理解できるようにかなり長い時間を費やした」
「話すことによって、トラックでの作業に集中するためのたくさんの時間が得られた」ロバート・クビサは、ルノー R30が昨年BMWザウバー F1.09と比較してよりレンジが広いクルマだと表現した。「僕が慣れていたクルマよりもセットアップ変更に対して敏感ではないね。マシンバランの幅が広いので良いことだよ」「去年のクルマが非常に敏感で、セットアップが難しかったことは秘密ではない。ルノーはその点でずっと楽だね」R30に満足していると語るクビサだが、競争力があるかどうかは3月14日の開幕戦バーレーンGPまでわからないと主張する。「パフォーマンスを判断することは非常に難しい。全てにおいて最高の仕事をすることを追求しなければならない。バーレーンに着いたらわかるだろう」「過去にレースをしてきたチームで2月はまったく意味をなさないことを見てきた。2月のキングでも第2戦で遅いことがあった」「2008年は反対で、僕たち(BMWザウバー)はテスト序盤にとても遅かったけど、最初の2戦でフロントローからスタートした」