ロバート・クビサは、F1復帰後のパフォーマンスに対する批判に“忍耐強く”取り組んでいくつもりだと語る。今年のF1グリッドでは、ジョージ・ラッセルと比較したロバート・クビサよりもチームメイトとのパフォーマンス差に苦しんでいるドライバーはいないと言っても過言ではない。
元F1ドライバーのジャック・ヴィルヌーブは、ロバート・クビサが完全なルーキーであるジョージ・ラッセルよりも“明らかに遅い”としてクビサの復帰後のパフォーマンスを批判している。ロバート・クビサは、自分のクルマに根本的な不具合があることを疑っている。「ステアリングホイールを動かさなくてもクルマが曲がっていることがよくある」とロバート・クビサはF1カナダGP後にコメント。「正直、何を言うべきかわからない。コース上に留まっているのも困難だった」ロバート・クビサは、右腕に残っている障害が“危険”であるとの見方を否定。「結局、どのような状況なのかわかるだろうし、プッシュすることができない」と語った。F1カナダGP後、ロバート・クビサは、スポンサーのオーレンのイベントに参加するために母国ポーランドに向かった。「様々な問題があるこのような状況で僕たちはポジティブなことを忘れている。F1にポーランド人が乗っていることだ。それで十分なはずだ」とロバート・クビサはコメント。「誰ももっとうまく走っている僕を見たいと思うけど、残念ながら、そうはいかない。今後そうなるとも言えない。辛抱強く、自分のことをやっていかなければならない」